JavaScript入門 その2

前回は、表示方法とdocumentオブジェクトについて勉強しました。

今回はもう少し詳しくオブジェクトを見ていきましょう。

 

オブジェクトは、メソッドとプロパティから構成されています。

  • メソッド:機能
  • プロパティ:属性

 

documentオブジェクトのメソッドとプロパティを見ていきましょう。

//HTMLドキュメントを開いて書き込み可能にする
open()
//開かれたHTMLドキュメントを閉じる。open()されたら必ずclose()する
close()
//HTMLドキュメントの内容をすべて削除します
clear()
//文字列表示
write()
//文字列を表示後改行
writeln()
//引数のIDを持っている要素の取得
getElementById()
//引数の名前を持っている要素群の取得
getElementsByName()
//文字色
fgColor
//背景色
bgColor
//ページタイトル
title
//現在のページ情報
location
//現在のページのURL
URL
//フォームオブジェクトの配列
forms

これ以外にも様々なメソッドとプロパティがあります。

 

実際に使ってみましょう。

<script type="text/javascript">
//背景色、文字色の変更
document.bgColor = "red";
document.fgColor = "blue";

//表示後改行。しかし、改行されない場合もある。
document.writeln("背景色が赤");
document.writeln("文字色が青色");
</script>

この例では、背景色を赤色に、文字色を青色に変更し、文字列を改行表示しています。

 

メソッドを使いたい時は、オブジェクトの後に「.メソッド(引数)」とするだけで使用できます。

また、プロパティはプロパティ名の後に「=値」を代入するだけで、変更できます。

 

今回はdocumentオブジェクトを見ていきましたが、これ以外にもオブジェクトは存在しており

専用のメソッドとプロパティが用意されています。

すべてを覚える必要はありません。必要な時にその都度覚えていきましょう。