とある小太りの海外食レポ_03

人肌恋しい季節になりましたね。
僕は人に限らず、牛とか豚も恋しいです。

第3回、始めていきます。

シドニー初日からずっと気になっているお店がありました。

Fortune of Warという名のパブです。

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夕方に行ったので地元のおっさん達がグイグイと酒を飲んでいました。
日本の居酒屋のようなノリで、2~4人ほどの集まりが多かったです。

さてさてメニューを見てみると、とてつもない存在感を放っているメニューが…

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そう、カンガルーだ。

これを食べにオーストラリアへ行ったと言っても過言ではない。
本場で味わうカンガルーはさて如何に。

そして出てきたのがこちら。

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切ってみると、ミディアムレアな焼き加減であることが分かる。

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ローストビーフのような食感で割と淡白な味。
味の主張が弱めな赤身肉。
意外と臭みはなく、獣っぽさは弱め。
豚肉より噛み切りにくい。

脂身がなくて私としては少し物足りなかったが、
逆に健康にはいいのだそう。
オーストラリアでは比較的ポピュラーな肉らしい。

 

~日は変わって~

そして明くる日、またしても私はここへやってきた。
目敏いあなたなら気付いただろう。

もう一度メニューを見て欲しい。
あるじゃあないか、とんでもない存在感を放つ品が。

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そう、クロコダイルだ。

パブのお姉さんにメニューを指差し
「これって、爬虫類のクロコダイルっすか?(手をパクパクさせるジェスチャー)」
と訊くと
「そうよ、美味しいわよ~(手をパクパクさせるジェスチャー)」
と返された。

行くしかねぇ…と思い立ち、注文。
肉だけじゃ少し物足りないと思い、フィッシュアンドチップスもご一緒に。
シドニーは南半球でも有数のフィッシュマーケットを有する都市なのだ。

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脊索動物門_爬虫綱_ワニ目_クロコダイル科。
正真正銘、クロコダイル。

爬虫類は鶏肉のようだと云われるが、その通り。
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鶏肉よりモチモチとしており、噛みごたえがある。
弾力の強い胸肉を食べてるような感じ。
食べながら「今、爬虫類食ってるんだな」と思うのは厳禁。
ちょっとオエッとなる(実体験)

甘辛いチリソースをお好みで付けるが、塩だけのシンプルな味付けで充分。
こんがり焼かれた肉はジューシーで、驚くほど美味。
正直な所、シドニー旅行でトップレベル気に入った。とにかく美味い。

余談だが、オーストラリアには食肉用の
「ワニ牧場」とか言う世紀末があるのだとか。
文化の差、ですねえ…
そして一方、フィッシュアンドチップス。
カリッと揚がった白身魚とポテト。
魚の身は肉厚ながら、容易くほぐれるほど柔らかく、意外と優しい味。
とても食いごたえがある。
ポテトは外はカリカリ、中はほくほくで小気味良い食感。

どちらも味はシンプルな塩味。
お好みでタルタルソースを付けていただく。
交互に食べ、味と食感を変えながら楽しめる。
酒のツマミにも最高。
酒場という事で最初は少し怖かったけど、行ってみて大正解。
陽気な店員さんとも仲良くなれました。

⇒FORTUNE OF WAR

Food and Drinks at the Fortune of War, Sydney

We serve great food every day from 11:30am at the Fortune of War, Sydney's oldest pub nestled in the heart of The Rocks.

シドニー編はこれにて終了です。
次回はまた新たな国へ…

[To Be Continued]⇒